destiny "運命"

2001年6月6日
まず、サッカー日本代表、イタリアセリエA;ASローマ所属、中田英寿について考えてみよう。

昨日も書いたが、彼はイタリアへ帰らなかった。
それをどう思う?
嬉しいとか、嬉しくないとかの話ではなくて、彼にとって。


ネットでアンケートを取られたとか新聞にも載ってたけど、
日本中の人が注目し、難しい問題であったと思う。
彼自身もすごく悩んでたのではないだろうか。
俺は彼自身にとって帰った方がいいと思っていた。
日本に残ることは、日本のためにも、彼自身のためにもなるのだが、
彼自身のためになることだけを考えれば、
帰るべきであると考えられてならない。
もちろんそのような判断を下しても、みんなも納得してくれただろう。
日本サッカー協会の岡本や釜本ですら、帰っていいと言っていたそうだ。
だだ一人を除いて。

それはもちろんトルシエ監督。
トルシエにとってはヒデの存在が試合に大きく影響されるので、
少しでもいい結果を望むなら、彼を切望するだろう。
つまり、それはトルシエの成績になるのだから。


ヒデにとってはどうだろう?
今はASローマにとって非常に大切な時である。
日曜のナポリ戦が。
そう何年ぶりの優勝(スクデット)か。
2位のユベントスとの勝ち点さは4。
残りあと2試合。
次の試合でほぼ確定である。
次の試合で勝てば優勝。
負ければ?
勝ち点は追いつかないが、チームのムードはどうだろう?
去年のユベントスみたいに?

とにかく、ローマとしては何としてでも勝たなければならない。
しかも、最近は外国人枠の問題も解消され、
カペッロ監督もヒデを使い始めている。
途中投入をして、ヒデは期待に答えていた。
そう、トッティよりずっと。(でも俺はトッティのほうが好き)
おそらく、カッペロはナポリ戦も後半投入するつもりであろう。
果たして、ヒデは期待にこたえられるのか?


幸いにもヒデは日曜の試合に間に合うように、
オーストラリア戦の後、出発するつもりではいるらしい。
トルシエが許すかどうかわからないが。
っていうかおそらく許さないであろう。

もちろん誰だってわかっている、
フランス戦には必要不可欠なことくらい。


その前に俺は言いたい、
「ブラジル戦の翌日に帰らなくて良かったのか?」
コンディションの問題である。
プロ選手はポテンシャルいかんよりもこれに左右される。
日本の初戦のカナダ戦のときみたいにはならないか?
俺はあの時、心の中でトルシエに一刻も早くヒデを代えるよう言っていた。
体が重いのは表情を見ていてもわかる。
それではカナダはともかく、世界レベルには通用しない。
非常に心配だ。
いくら下位のナポリといえども、
エジムンドのように世界レベルの選手はたくさんいる。
いくらでも試合をひっくり返すことはできる。
カッペロはヒデに試合を決定づける仕事をして欲しいと思っているはずである。


まだヒデはナポリ戦までに帰られるかどうかわからないが、
彼の選んだ結果は果たして正解なのだろうか・・


今度は、俺にとってもそうである。(前振り長すぎた)

始まりは、第一志望を筆記試験で落ちた時から始まった。
そし、学校推薦でも落ちた俺は、悩みに悩みぬいた。
果たしてどうしたらいいものだろうか。

そして一ヶ月がたち、結論を出した。
自分の納得のいく就職活動をしたいと。
そう、就職じゃなくて、就職活動である。
こだわり・プライドを捨てずに最後まで頑張りたい。
他にまだ学校推薦はある、でもあえて自由応募を選ぼう。
もちろん確率が低いのはわかってる。
今日も長澤先生に、
「この時期に、そのような企業は不可能にに近いぞ」って言われた。
その言葉に、俺は、
「うるさいほっとけ、ぼけ!」と心の中でつばを吐きかけた。
もう惑わされない。

自分のやりたいようにやってやる。
文句は言わさん。俺が勝手にやってるだけや。
今から始める自由応募がダメだったら、
すでに内定が出てる企業に行くさ。
その頃は行きたくないような企業は受けてない。
それよりもっともっと行きたい企業はあったけど。
行きたくない企業に行く気はこれっぽちもない。
行きたい企業で行ける企業に行く。それが俺のこだわり。
その中で、一番いい企業を探すのは当然やろ?
たとえ初めの理想とは違っても。
同じことができるはずだ。

自分としては、やるだけやれば納得がいくと思う。
それでダメだったんだから、そこに行けという事だと思う。
既に神様が決めててん。
そう"運命"


その運命が変わるかわからんけど、
運命を認める過程も必要だと思う。
それでモチベーションも全く違う。
プロ選手で言うコンディションだ。

俺はそれを目指す。
そう今からコンディション作りに入る。
最高のコンディションに持っていってやる!


覚悟しとけ!!
来年の俺はキレてるぞ!!


It is best to let it alone.
(自然の成り行きに任せるのが一番だ。)

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